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神経を取らずに行う虫歯の治療
10代前半の女児の患者様です。
右下の奥歯がしみるとのことで来院されました。
レントゲン写真でみるとかなり深くまで虫歯が進行しており、神経とほぼ交通しているような状態です。
患者様とコンサルティングを行い、直接覆髄法(深い虫歯でも神経をとらずに神経を残す方法)を施しました。
まずラバーダムを装着し、唾液からの感染を防ぎます。
表面のエナメル質を削り中の感染したう蝕象牙質(虫歯に感染してる象牙質)の全貌が見えている状態です。
神経を温存するため神経ギリギリまでのう蝕象牙質を丁寧に手作業で取り除いていきます。
う蝕象牙質を取り終えたところです。神経までほとんど距離がなく、向こうの神経が透けて見えています。
しっかり消毒したあと、神経を保護するような薬剤を一層う蝕象牙質の窩底にひいています。
その後、機能的、審美的な面を考慮し、精密コンポジットレジン修復を行いました。
術後のレントゲン写真です。う蝕象牙質の透過像(黒く見えていたところ)がなくなり、現在も痛みがなく経過良好です。
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ひろた哲哉歯科からのまとめ
ひろた哲哉歯科ではみなさんのお口の中の健康を守る為、しっかりと診査診断を行ない、あなたにとって最適な治療プランを話し合い、納得の上で治療を進めてまいります。
当院ではなるべく痛くない歯科治療(無痛治療)を提供できる様に様々な工夫をおこない治療にあたります。
他院で痛い思いをしてしまった方、歯医者が怖くなかなか受診から遠ざかっている方、安心してお越しください。ご不明な点や不安なことお悩みはお気軽にスタッフまでご相談ください。
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