被せ物の審美的な問題を主訴に来院された患者様です。

被せ物と歯茎の境目が黒くなっており、中の金属が透過しているように思えます。

患者様とお話しした結果今回は歯茎の状態、また歯の色など自然な前歯の状態になるよう

オールセラミッククラウン治療で治療することになりました。

被せ物を外した状態です。残りの歯の量が非常に少なく、また残っている歯も虫歯になっているようです。

このまま被せ物だけやりかえても、見た目も歯の予後も改善することは難しいです。

被せ物だけはなく、中の土台、そして歯の中の根の部分も綺麗にすることになりました。

しかしながら土台の金属を外すと、もはやほとんど歯が残っておらず中も虫歯に侵されている状態。

学術的には抜歯が適応になることもあります。

今回は抜歯せずに歯茎の中に残っている歯を矯正治療により挺出させ、抜歯を回避しながら被せ物を作り変える治療になりました。

プロビジョナルレストレーション（仮歯）を作製し、そこに矯正装置をつけ歯を挺出するよう治療しました。

中の土台もやりかえ、歯を挺出させました。

これで被せ物を作製するまでの準備が整いました。

技工士さんと協議し、また患者様の意見を伺いながら完成しました。

もはやどの歯がご自身の歯で、どの歯が被せ物なのか見分けがつかないレベルまでに仕上がりました。

精密な治療のため治療期間は長くなります。

ですが、私たちは患者様のニーズに応えるため最適な治療を提案し、提供することができます。

今後もひろた哲哉歯科を宜しくお願いします。

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ひろた哲哉歯科からのまとめ

ひろた哲哉歯科ではみなさんのお口の中の健康を守る為、しっかりと診査診断を行ない、あなたにとって最適な治療プランを話し合い、納得の上で治療を進めてまいります。
当院ではなるべく痛くない歯科治療（無痛治療）を提供できる様に様々な工夫をおこない治療にあたります。
他院で痛い思いをしてしまった方、歯医者が怖くなかなか受診から遠ざかっている方、安心してお越しください。ご不明な点や不安なことお悩みはお気軽にスタッフまでご相談ください。