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治療した歯が取れた・壊れたときの応急処置|差し歯・ブリッジ・インプラント・入れ歯|福岡市南区|ひろた哲哉歯科・矯正歯科

こんにちは、福岡市南区の歯医者【ひろた哲哉歯科・矯正歯科】です。
差し歯・ブリッジ・インプラント・入れ歯など、治療済みの修復物(補綴物)が取れた/壊れたときは、不安になりますよね。
特に夜や休日は、「このまま放置して大丈夫?」「自分で戻していいの?」と迷いやすいものです。
食事の途中や歯みがきのあとに気づいて、今どう対応すればいいのか分からず戸惑う方もいらっしゃいます。
この記事では、治療した歯(修復物)が取れた・壊れた場合にしぼって、夜・休日でも落ち着いて対応できる応急対応と、翌日以降の受診の目安をまとめました。
治療を決めるための記事ではなく、「今の状態で何を優先すればいいか」を整理するためのガイドとしてご活用ください。
※天然歯そのものが欠けたケース(外傷など)や、銀歯が取れた場合については、別の記事で解説しています。
>>>歯が欠けたときの対応はこちら
【まず結論】治療した歯(修復物)が取れた・壊れたとき、まずやること
ここは「今夜〜明日の受診まで」を安全に過ごすための最優先ポイントです。
夜・休日に修復物が取れた/壊れたときは、何かしなければと焦ってしまいがちです。
ただ、最初の対応で状況が変わることもあるため、まずは次のポイントを意識してみてください。
夜・休日にまず意識したい3つのこと
- 取れた/壊れた修復物は、できるだけ原状のまま清潔に保管する
- 無理に噛まない(反対側で噛む/やわらかい物中心)
- 強い痛み・腫れ・出血・ぐらつきがある場合は、早めに歯科医院での状態確認を検討する
「とりあえず戻した方がいいのでは」と感じる方も多いと思いますが、ここでは無理に何かをしないことも大切な対応の一つです。
今は控えたいこと
- 瞬間接着剤・家庭用ボンドなどで付ける
- 無理に押し込んで戻す
- 気になって何度も触る
これらは、後から歯科で状態を確認する際に、外れた原因が分かりにくくなることがあるためです。
結果的に治療の選択肢が狭まってしまうこともあるため、控えていただく方が安心です。
補足|歯科でまず行う「確認」とは
取れた原因は、接着の問題だけでなく、中の歯・支える歯・力のかかり方などが関係することがあります。
歯科では、付け直すかどうかを決める前に、外れ方や内部の状態を整理して判断します。
【共通】応急対応ルール
ここからは「触る?保管は?戻す?」に迷ったときの共通ルールです。
応急対応の基本は、「悪化させないこと」です。
そのために共通して意識していただきたいポイントがあります。
取れた修復物の保管
- 流水で軽く洗える場合は、こすらず洗ってケースなどで保管
- 破片がある場合は、まとめて同じケースに入れる
「このまま持って行っていいのかな」と不安になる方もいらっしゃいますが、
手を加えず、そのまま持参することで、歯科で正確な判断がしやすくなります。
自己装着をおすすめしにくい理由
「とりあえず戻したい」という気持ちは自然なことです。
ただ、外れた理由によっては、付け直さない方がよい場合もあります。
原状のまま持参していただくことで、付け直し・調整・様子見など、その時点で考えられる選択肢を整理しやすくなります。
【差し歯・被せ物】が取れた場合

差し歯や被せ物が取れた場合、「またすぐ付くのでは」と思われることも少なくありません。
ただし、このタイプではどこが・どう外れたかによって対応が変わります。
見た目が無事でも、中の歯や土台の状態を確認することで、
同じトラブルを繰り返しにくくなることがあります。
【差し歯・被せ物】よくある誤解の整理
差し歯が取れた理由は、単なる接着の問題とは限りません。
土台の歯に変化がある場合は、付け直しより原因の確認を優先することが大切です。
差し歯・被せ物が取れた場合に考えられる治療

差し歯や被せ物が取れた場合は、中の歯(土台)に問題があるかどうかが大きな判断材料になります。
- 中の歯に大きな問題がない場合は、付け直しや調整で対応できることがあります
- むし歯や欠け、適合の変化がある場合は、再治療や作り直しを検討することがあります
見た目が問題なさそうでも、
中の歯の状態によっては付け直さない方が良いケースもあります。
【ブリッジ】が外れた・痛い・ぐらつく場合

ブリッジは複数の歯で力を支える治療です。
外れたときは、装置そのものだけでなく、支えている歯の状態も重要になります。
ブリッジが外れた場合に考えられる治療

ブリッジは複数の歯で支える治療のため、支えになっている歯の状態が治療方針に影響します。
- 支える歯の状態が安定していれば、再装着や調整で対応できることがあります
- 検査をして支えの歯に負担やトラブルが見つかった場合は、設計の見直しや別の治療方法を検討することがあります
歯科で見るポイント
支えの歯に負担が集中していないかを確認することで、
今後のトラブルを防ぎやすくなります。
ブリッジそのものだけでなく、
支えている歯をこれ以上傷めないことを優先して判断します。
【インプラント】が取れた・外れたと感じた場合

「インプラントが取れた」と感じた場合でも、実際にはいくつかの状態が考えられます。
インプラントは、一つの部品でできているわけではありません。
そのため、「取れた」「外れた」と感じる原因も、いくつかに分かれます。
- 噛む白い歯の部分(被せ物)が外れたように感じる
- 中でカタつく、ゆるんだような違和感がある
- 歯ぐきごと動くような感覚がある
どの部分に違和感があるかによって、緊急性や確認ポイントが変わるため、「インプラントが取れた=すぐ大きな治療」とは限りません。
インプラントが外れた・違和感がある場合に考えられる治療

インプラントは、被せ物、土台、インプラント本体か、不調がある部位で対応・治療が変わります。
- 被せ物や土台に問題がある場合は、調整や部品交換で対応できることがあります
- インプラント本体や周囲の組織に変化がある場合は、全体の状態確認が必要になります。グラつく場合は、再治療になることも。
早い段階で確認することで、
比較的負担の少ない対応で済むケースもあります。
【入れ歯】が壊れた場合

入れ歯が壊れた場合、「もう使えないのでは」と不安になる方もいらっしゃいます。
入れ歯について
壊れ方によっては修理や調整で対応できることもあります。
自己流で手を加えず、そのまま持参することで選択肢が広がります。
入れ歯が壊れた・外れた場合に考えられる治療

入れ歯の場合は、壊れ方や変形の程度によって対応が変わります。
- 軽度の破損や不具合であれば、修理や調整で対応できることがあります
- 大きな破損や適合のズレがある場合は、作り直しを検討することがあります
自己流で修理をすると、
本来できたはずの修理が難しくなることがあるため注意が必要です。
放置した場合に起こること
- 噛み合わせのズレ
- 支える歯への負担増加
- 歯や歯ぐきのトラブルの進行
すぐに強い症状が出ない場合でも、負担が少しずつ蓄積することがあります。
【翌日以降】受診の目安
受診のタイミングに迷う方も多いと思います。
次の目安を参考にしてみてください。
できるだけ早めに確認したいサイン
- 強い痛み・腫れ・出血がある
- 歯やインプラント全体がぐらつく
- 噛むと強い違和感がある
落ち着いて相談できることもあるサイン
- 痛みはないが外れたまま気になる
- 取れた修復物を保管できている
痛みがない場合でも、すぐに大きな治療が必要とは限りません。しかし、症状がなくても歯が動いたりすることがあるので早めを受診をおすすめします。「今どうなっているか」を確認することで、安心して次の判断がしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q|取れた人工歯は自分で戻してもいい?
A|外れ方によって判断が変わるため、現状のまま持参して歯科で確認することをおすすめします。
Q|痛くないなら様子見でも大丈夫?
A|当院では、症状の有無に関わらず早めの受診を推奨しています。状態を確認しておくと選択肢を整理しやすくなります。
取れた・壊れたときの対応は一つではありません。
「今すぐ治療が必要かどうか」も含めて、まずは状態を一緒に整理できます。
📍 ひろた哲哉歯科・矯正歯科(福岡市南区/マックスバリュ老司店隣)
診療時間:9:00〜13:00/14:00〜18:00
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