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口呼吸と歯周病・口臭・虫歯リスク|歯科医師が解説
こんにちは、ひろた哲哉歯科・矯正歯科スタッフです。
「朝起きると口が乾いている」「口臭が気になる」「最近歯ぐきが下がってきた」──
これらの症状の背景に、口呼吸の習慣が隠れているかもしれません。
口呼吸は単なる癖ではなく、歯や口の健康に悪影響を与える可能性がある生活習慣です。
口呼吸でこんなお悩みありませんか?
✅歯ぐきが下がってきた、出血しやすい
✅しっかり磨いているのに虫歯や着色が増える
✅冷たいもので歯がしみる
✅マスクを外すと口臭が気になる
✅朝起きると口や喉がカラカラ
ひとつでも当てはまる場合、口呼吸が影響している可能性があります。
歯ぐきや歯周病への影響
口呼吸をすると口の中が乾き、唾液の抗菌作用が働きにくくなります。
その結果:
- 歯ぐきが腫れる
- 出血しやすくなる
- 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
といった歯周病の進行が起こりやすくなります。 放置すると歯がグラグラして抜けるリスクも高まります。
虫歯や着色のリスク
口呼吸は虫歯や着色の原因にもなります。
- 唾液が少なくなることで再石灰化が妨げられる
- 乾燥した歯は着色や黄ばみが目立ちやすくなる
「しっかり磨いているのに虫歯や黄ばみが気になる」という方は、呼吸習慣が関わっている可能性があります。
知覚過敏や歯の痛み
口呼吸で乾燥するとエナメル質が弱まり、冷たいもので歯がしみやすくなります。 知覚過敏や歯の痛みの背景に口呼吸が潜んでいることも少なくありません。
口臭の原因
口呼吸は口臭の大きな要因です。 唾液が減ることで細菌が繁殖しやすくなり、強い臭いを発生させます。 「歯磨きをしても臭いが取れない」と感じる方は要注意です。
改善のためにできること
- 口呼吸防止テープ:就寝中の鼻呼吸を促す
- 舌のトレーニング(あいうべ体操):低位舌の改善
- 唾液腺マッサージ:耳下腺・顎下腺を指でやさしく刺激し、唾液の分泌を促す
- 定期的な歯科クリーニング:歯周病や虫歯リスクを下げる
- 耳鼻科での鼻炎・副鼻腔炎治療:鼻づまりを解消し、自然な鼻呼吸を回復
当院をおすすめする理由
口呼吸は「歯並び」「歯周病」「虫歯」「口臭」と、口腔全体の健康に影響します。 そのため当院では、単なるクリーニングだけでなく、予防・治療・生活習慣の改善まで総合的にサポートしています。
- 精密な歯周病治療:マイクロスコープを使った高精度の診療
- 歯石・着色を除去するクリーニングで見た目も快適に
- 舌・口腔筋トレーニング指導により、口呼吸の根本改善をサポート
- 耳鼻科との連携で鼻呼吸環境の改善も視野に入れる
「歯ぐきが下がってきた」「口臭が気になる」「最近歯がしみる」── そんな症状がある方は、口呼吸が隠れた原因かもしれません。
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お口のことでお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください!
診療の関係上、ご予約が必要となりますので、希望日時をお知らせください。
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監修
廣田 哲哉
Hirota Tetsuya
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経歴
- 2009年3月 九州歯科大学 歯学部 歯学科 卒業
- 2009年4月~2010年3月 九州歯科大学口腔第二補綴学講座 口腔インプラント科 研修
- 2010年4月~2013年3月 ひぐちファミリー歯科 勤務
- 2014年4月 ひろた哲哉歯科 開業
- 2022年1月 THREE歯科・矯正歯科 開業
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所属団体
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本審美歯科協会
- 福岡県歯科医師会
- 福岡市歯科医師会
- 北九州市学研究会若手会
- ClubGP Faculty Member(2021年~)
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