こんにちは！
福岡市南区にある歯科医院【ひろた哲哉歯科・矯正歯科(ひろたてつや歯科・矯正歯科)】の松尾です。

今回は歯周病についてお話しします。
日本人の多くが感染していると言われている口腔内の疾患ですが、歯周病の原因はいったい何かご存知ですか。
歯周病の原因は、プラークに含まれる歯周病原細菌が原因です。
この細菌が出す毒素により、歯を支える組織に炎症が生じ、進行すると歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜けることもあります。
初期段階では歯肉の出血や腫れなどの症状が現れることがありますが、多くの場合、自覚症状が出るころには病気がかなり進行していることが多いです。
そんな歯周病を予防するためにはどのようなことが必要なのでしょうか。

毎日の歯みがき

プラークは毎日お口の中に溜まります。
歯科医院で治療を受けて徹底的にプラークを取り除いても翌日には溜まっていきます。
歯ブラシの正しい当て方ができていないと再びプラークが溜まってしまうのでいたちごっこになってしまいます。
ちなみに歯科医院では歯周病治療のファーストステップとして歯ブラシの正しい当て方を指導します。患者さま自身で取り除けるプラークは落とせるようになってもらうことが目的です。

歯科医院での歯石取り

毎日の歯みがきではどうしても磨ききれずに歯石が付いてしまうことがあります。
歯石とは、歯に付着したプラークが除去されないまま長期間残り、唾液中のカルシウムなどによって石灰化した硬い沈着物で、歯磨きでは除去できません。
歯石は新たなプラークのすみかになりかねないため、歯科医院で除去することが大切です。

まとめ

歯周病は、動脈硬化に関連した脳梗塞・心筋梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎などの全身疾患のリスクを高める可能性があり、お口の病気にとどまらない影響があります。
それを防ぐために毎日の歯みがきに加えて歯科医院で歯周病治療の歯石取りや定期的なメインテナンスを受けていただけたらと思います。
ひろた哲哉歯科・矯正歯科では国家資格をもつ歯科衛生士が歯周病治療やメインテナンスをおこないます。
「なってから」ではなく「なる前に」当院で予防管理をしていきましょう。

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監修
廣田  哲哉
Hirota    Tetsuya
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