こんにちは！
福岡市南区にある歯科医院【ひろた哲哉歯科・矯正歯科(ひろたてつや歯科・矯正歯科)】の松尾です。

今回は親知らずについてお話ししたいと思います。
親知らずとは大人の奥歯の中で最も後ろに位置する歯です。永久歯、つまり大人の歯の中で最後に発育します。
まっすぐ生えていればさほど問題のない親知らずですが、埋もれていたり、傾いていたりする場合は抜いた方がいいケースがあります。

歯科医院が親知らずの抜歯を進めるケース

①親知らずが隣の歯に問題を引き起こしている

・隣の歯をむし歯にしている
・親知らずが傾いて生えていて手前の歯とぶつかったところをむし歯にしている
・横に倒れて生えた親知らずが手前の歯の側面にぶつかって歯を押して、その歯がさらに隣の歯を押して……と歯並びを悪くする可能性がある
・横に倒れて生えた親知らずが手前の歯の根にぶつかり歯の根の部分を吸収している

⚠️これらが同時に起こっているパターンも少なくありません。

②親知らずが病気の原因になっている

・歯茎に炎症を起こしている
・親知らずが完全に歯茎の中に埋まっておらず部分的に顔を出している状態でプラークが溜まり、炎症が起きて腫れや出血がみられる
・親知らずが病変をつくっている
・あごの骨の中に埋もれた親知らずがまわりに嚢胞（液体が入った袋状の病変）をつくっている

まとめ

歯医者さんが親知らずの抜歯をすすめる場合、患者さまに自覚はなくても「親知らずが見えないところで悪さをしている」または「将来的に悪さをする可能性が高い」という理由でお伝えしています。決して不必要な抜歯を進めているわけではありません。
ただ抜歯は少なからずリスクをともないますので、主治医とよく相談のうえ、納得した中で治療を受けるようにしましょう。
当院は大学病院から口腔外科の先生をお招きした診察も行なっております。
親知らずの抜歯についてお気軽にご相談ください。

参考資料『nico』2023年３月号「この親知らず、ホントに抜かなきゃいけないの？」

お気軽にご相談ください！

お口のことでお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください！
診療の関係上、ご予約が必要となりますので、希望日時をお知らせください。

0120–345–500

━━━━━━━━━━━
監修
廣田  哲哉
Hirota    Tetsuya
━━━━━━━━━━━