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フッ素を上手に使いたい!
こんにちは😊
先日はフッ素の「なぜ」「どのように」についてご紹介させていただきました♬
また、フッ素は、自然界に存在する微小ミネラル成分で、天然の元素であり、「フッ素」は元素名で、水や食品中のフッ素は「フッ化物」と呼ばれていることもお話ししましたね♬
今回は具体的に、「どうやって」フッ素(フッ化物)を効果的に取り入れていけるのか?について4つの方法とそのコツをご紹介します😊✨
①フッ化物入りの歯磨き剤の使用
⭐️効果アップのコツ⭐️
1 フッ化物濃度が950ppm程度と表示されているものを選びます
(日本の薬事法では歯磨き剤のフッ化物濃度は1,000ppm以下)
950ppm程度の濃度があると、口の中に有効なフッ化物濃度(0.05~0.1ppm)がとどまりやすいです
2 ペースト量は豆粒ほどの大きさが目安。ただし、口の細いチューブの場合は、歯ブラシの
植毛部の長さいっぱいが目安です
3 毎日使います。また、ブラッシングは3分程度しましょう♬
4 うがいは最低限に。水はおちょこ1杯分もあれば十分です。なるべく1回にとどめます
5 食後、そして特に就寝前の歯みがきに使うと効果的です。
就寝中は唾液が減り、フッ化物が流されないので有効フッ化物濃度がお口にとどまりやすいです
6 1〜3歳の赤ちゃんは歯みがき剤を飲み込みやすいので、500ppm程度のジェルや、フォームタイプの使用がオススメです
②フッ化物ジェルの使用
⭐️効果アップのコツ⭐️
1 フッ化物入りの歯みがき剤でみがいた後にジェルを使用するとさらに効果的です!
2 研磨剤が入っていないので、歯ブラシで軽く歯に塗ったら、なるべくうがいはせず、唾液をペッと吐き出す程度にします
3 1〜3歳の赤ちゃんは500ppm程度のジェルや、フォームタイプの使用がオススメです。寝る前にカラみがきした後に、歯に塗ってあげましょう♬
③フッ化物洗口液の使用
⭐️効果アップのコツ⭐️
1 歯科医院でフッ化物洗口液の処方を受け、使用法や使用量についての指導を受けましょう♬
洗口液のフッ化物濃度は、歯みがき剤より少し薄いくらい〜半分程度です。1日1回、食後の歯みがきの後などにうがいをします
2 就寝前の歯みがき後にすると有効濃度がより口の中に残りやすく効果的です。うがい後は30分ほど飲食を控えましょう
④フッ化物歯面塗布を行う
⭐️効果アップのコツ⭐️
1 3ヶ月〜半年に一度、歯科医院でフッ化物歯面塗布を受けましょう♬
歯科医院でのフッ化物歯面塗布剤は9,000ppmあり、効果が持続します
2 塗布後はうがいはせず、唾液をペッと吐き出す程度にとどめます。30分飲食も控えましょう♬
3 継続して定期的に受けると、効果が高くなります
いかがでしたでしょうか😊❓
フッ化物を効果的に使用して、むし歯に強い丈夫な歯を築いていけると良いですね♬
今回写真を掲載したフッ化物アイテムは、当院でもご用意しているものです🌸
ご来院の際はスタッフまでお気軽にお声掛けください☺️♬
福岡市南区老司の歯科 ひろた哲哉歯科