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担当ドクター:
親知らず抜歯症例
患者様は37歳女性
今までに右下親知らずが体調を崩した際に何度か腫れたことがある
レントゲンを撮ってみると前から7番目の後ろに親知らずが横向きにある状態
まず患者さんには7番目と親知らずの歯の間は非常に磨きにくく虫歯になりやすい状態であることを説明しました。腫れたりするのが嫌だということでしたので患者さんの希望で今回は抜歯を行うことになりました。下顎には下顎の知覚を司るすごく大きな神経があります。その神経を損傷すると触った感じがわからなかったりする場合があります。なので今回歯を抜くにあたり神経との距離を測るためCTを撮影しました。
親知らずの根の先と神経までの距離は,日本人の場合平均2.7mmといわれています。食生活の変化により下顎の発育が悪くなったことや歯自体が深く埋まっている場合はそれだけで神経との距離が近くなります。その分注意が必要になります。
検査の結果
断面図によって距離が非常に近くに見えましたが別の断面図でみると
距離はある程度確保されており安全域だと判断し抜歯を行いました。
抜歯後のレントゲン写真はこちら
抜歯後大きな腫れもなく経過しました。
また当院には毎週火曜日に口腔外科出身の先生が来られ抜歯を担当されているため
患者さんも安心して抜歯ができる環境です。
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ひろた哲哉歯科からのまとめ
ひろた哲哉歯科ではみなさんのお口の中の健康を守る為、しっかりと診査診断を行ない、あなたにとって最適な治療プランを話し合い、納得の上で治療を進めてまいります。
当院ではなるべく痛くない歯科治療(無痛治療)を提供できる様に様々な工夫をおこない治療にあたります。
他院で痛い思いをしてしまった方、歯医者が怖くなかなか受診から遠ざかっている方、安心してお越しください。ご不明な点や不安なことお悩みはお気軽にスタッフまでご相談ください。
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執筆
廣田 哲哉
Hirota Tetsuya
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経歴
- 2009年3月
九州歯科大学 歯学部 歯学会 卒業 - 2009年4月~2010年3月
九州歯科大学口腔第二補綴学講座 口腔インプラント科 研修 - 2010年4月~2013年3月
ひぐちファミリー歯科 勤務 - 2014年4月
ひろた哲哉歯科 開業 - 2022年1月
THREE歯科・矯正歯科 開業
- 2009年3月
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所属団体
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本審美歯科協会
- 福岡県歯科医師会
- 福岡市歯科医師会
- 北九州市学研究会若手会
- ClubGP Faculty Member(2021年~)