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加齢にともなうリスクをカバーする!
みなさんこんにちは😄
衛生士の松尾です。
2月も後半に入りました。
平成ももうすぐ終わります。日々の流れは早いものです。
年はとりたくないなと思っていても時間はみんな平等に過ぎていきます。
そして年齢を重ねると体に様々な変化が現れますが、お口の中も同様です。
今回のブログは年齢とともに現れるお口のリスクについてお話しさせていただきます。
リスク① 歯茎の退縮
加齢とともになんとなく歯が伸びてきたような気がする…
このように思ったこと、感じたことはないでしょうか?
もしかしたら歯の根っこを支える骨が痩せて歯茎が退縮してる状態かもしれません。
さらに歯周病に羅患していると、そのスピードは加速していきます。
その場合まずは歯周病の治療が必須になります。
そして正しいセルフケアを行うことでこれ以上退縮しないようにしていきたいものです。
セルフケアのポイント
歯間ブラシを使ってみよう!
歯茎が退縮すると歯の間の隙間が大きくなってきます。
ここに歯垢(プラーク)がたまりやすく歯周病や根っこのむし歯の原因となります。
ただ、いくら歯間ブラシを使ってももサイズの合ったものを使わないとうっすら残ってしまうことがあります。
できるなら隙間に合わせた歯間ブラシを2本くらいで使い分けることもオススメです。
でも続けられないと意味がありません。
使い分けるのが面倒だな…と感じられる方は、小さい隙間に合わせたブラシを選択し、歯に歯間ブラシをしっかり沿わせるように使用する方法もあります。
担当の衛生士と一緒にどちらがいいか相談してみるといいかもしれません😊
セルフケアのポイント
根っこのむし歯にはフッ素入りの歯磨き粉がオススメ!
歯茎が退縮すると根っこが露出してきます。
実はこの根っこ部分、むし歯になりやすいのはご存知でしょうか?
このような状態を根面う蝕といいます。
むし歯が進行してしまうと歯を削って詰め物をしなくてはいけません。
ただ、ここの詰め物が原因で歯石が付きやすくなってしまい、歯周病が進行してしまうケースなんかもあります。
できれば歯茎の退縮を感じたら、むし歯になる前に予防として、フッ化物を取り入れることをオススメいたします。
簡単に取り入れるならフッ素入りの歯磨き粉から取り入れるのはいかがでしょうか?
ポイントはうがいをするときの水はお猪口一杯分を一回だけ!
フッ素の濃度を保つため、ぜひ実践してみてください✨
リスク② 唾液の分泌量の低下
加齢や薬の副作用、噛む力の低下などが原因で唾液の分泌量はだんだん減っていくことが多いです。
唾液には歯を守ってくれる様々な力があるため、口の中が乾燥している状態はむし歯や歯周病、口臭の原因になります。
そこで有効になるのが唾液腺を刺激し唾液の出を良くするマッサージです。
また口腔機能維持の向上にも役立つ「あいうべ体操」も効果が期待できます。
「あいう」の口の動きで口の周辺の筋肉を鍛え、「べー」と舌を出すことにより舌の筋肉を鍛えます。
簡単にできるマッサージや体操を取り入れお口の健康を維持していきたいですね!
他にも様々な予防方法があります!
少しでも気になられた方は、ぜひ相談されてみませんか?
スタッフ一同お待ちしております!
福岡市南区の歯医者 「ひろた哲哉歯科」