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インプラント治療は早い方がいい?|30代・40代にもおすすめの理由
こんにちは!福岡市南区の歯医者【ひろた哲哉歯科・矯正歯科】スタッフです。
歯は根っこが折れるとほとんどの場合が抜歯になることをご存じですか?
そして、歯を抜くことになると、インプラント、ブリッジ、部分入れ歯の選択肢に直面することになります。まだまだ先のこと、と思いがちですが、これは高齢者だけの問題というわけではありません。神経を抜いた歯や歯軋りが原因で歯根が破折することは30代になれば珍しいことではないんです。30代で抜歯後にどの治療を受けたら良いかの選択に悩む人も多くいます。
歯を失った場合、その後の生活の質を大きく左右するのが治療方法の選択です。中でもインプラントは、見た目と噛む力両方自然の歯と遜色ない優れた治療法として多くの方に選ばれています。今回は、特に30代・40代の方にこそインプラントがおすすめなポイントをこのブログ記事でご紹介していきます。
そもそも抜歯した後は放置じゃダメなの?
若い世代にインプラントがおすすめな理由その1|顎の骨の状態が良い
顎の骨が溶けるとどうなる?
若い世代にインプラントがおすすめな理由その2|噛む力
若い世代にインプラントがおすすめな理由その3|残存歯への影響
若い世代にインプラントがおすすめな理由その4|見た目の自然さ
インプラントの寿命について
インプラントのデメリット
抜歯した後に放置したらどうなるの?
抜歯の後には必ず治療しないといけないのはなぜでしょうか?
抜歯後に治療を行わず放置すると、以下のような問題が発生するリスクがあります。
歯並びが悪くなる
抜けた歯のスペースに隣の歯が倒れ込むことで、歯並びが悪くなります。
噛み合わせがズレる
上下の歯の噛み合わせがズレ、噛む力が均等にかからなくなります。
顎の骨が痩せてしまう
歯を失った部分の顎の骨が吸収され、結果、骨が痩せてしまいます。
周囲の歯への負担
隣接する歯に力がかかり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
発音や食事の困難
歯を失った影響で噛む力が弱くなり、発音や食事に支障をきたすことがあります。
抜歯後は抜いた箇所だけでなく残った歯全体に影響を及ぼします。放置をせず早めに適切な治療を受けることで、これらのリスクを未然に防ぐことができます。
若い世代にインプラントがおすすめの理由:その1|骨の状態が良い
インプラント治療はご高齢の方がするイメージがありますが、若い世代にすすめたい理由は、顎の骨が関係しています。
若いため骨の密度が高く、インプラントの骨への定着がしやすくなります。治療後も安定性が期待できるため、長く快適に使用できます。また、歯を失うと顎の骨が徐々に痩せていく傾向がありますが、インプラントはこの骨の萎縮を防ぐ効果もあります。早めの治療が、将来的な口腔内の健康を守るうえで非常に重要です。
顎の骨が溶けると、どうなるの?
顎の骨が溶ける(骨吸収)が進行すると、さまざまなトラブルが発生します。
健康な残りの歯を失いやすくなる
骨が溶けることで、歯を支えられなくなり、健康な歯も抜け落ちる可能性があります。
顔が変形していく
骨が萎縮することで、顔全体が老けた印象になりやすくなります。
噛む力が弱くなる
噛む力が弱まり、食事を十分に楽しめなくなります。
炎症が起こりやすくなる
骨が少なくなった部分に細菌が増え炎症が起こりやすくなります。
若い世代にインプラントがおすすめの理由:その2|噛む力
インプラントは顎の骨に直接固定されているため、噛む力は天然歯とほぼ同等の約90%を実現します。【第二の永久歯】とも呼ばれています。一方で、ブリッジは約60%、入れ歯は30%〜40%に留まります。
噛む力は、弱まると食べる物に制限がかかります。食事は生きる為に必要ですが、それ以外にも、美味しい食事をすることは人生の楽しみの一つです。しっかりと残っている歯を大切にし、また、失った箇所はしっかりと噛めるようにしましょう。
若い世代にインプラントがおすすめな理由その3|残存歯への影響
ブリッジや部分入れ歯では、隣接する健康な歯への負担が大きくなります。特にブリッジは土台にするために両隣の健康な歯を削る必要があり、抜歯で歯を失った上に2本の歯の寿命を縮めるリスクがあります。また、8年以内に50%の割合で破損や不具合が起こるとされ、若い世代であるほど将来的にご自身の歯を残したい方にはそのリスクは大きいと言えます。
一方、インプラントは隣接する歯を削らずに済むため、健康な歯を長持ちさせることができます。破損率も10年後で5%ほどと言われています。
若い世代にインプラントがおすすめの理由:その4|見た目の自然さ
インプラントは埋め込まれた人工歯根の上に歯を装着するため、外見ではほとんど天然歯と区別がつきません。また、入れ歯やブリッジのように金属部分が見えることもありません。
インプラントの寿命について
若いうちにインプラントをするとなると、気になるのはその寿命。
一般的にインプラントの寿命は10~15年と言われていますが、正しいケアを行えばそれ以上に、さらに適切なメンテナンスを続けることで生涯使用できる可能性があります。これに対し、入れ歯は平均4年、ブリッジは平均8年で作り直しが必要となる場合が多いです。
– 定期的な歯医者でのメンテナンス
– 歯周病予防のための適切なケア
– フロスや水流タイプの清掃器具の使用
インプラントのデメリット
インプラント治療は優れた選択肢ですが、いくつかのデメリットも存在します。
・治療費が保険適用外で高額
1本あたり約40万円以上の費用がかかる場合があります。
・治療期間が長い
治療期間は最短で約半年と言われています。骨の状態次第ではさらに期間が長くなりますので、歯科医にご相談ください。
・外科的手術が必要
痛みや腫れ、術後のリスクが伴うことがあります。さらに、メンテナンスなどのケアを怠ると「インプラント周囲炎」などの病気につながる可能性があります。
しかし、これらは、インプラントの寿命のところでも触れたように、適切なケアと信頼できる歯科医院を選ぶことで軽減できます。治療費も医療費控除の申請で負担を減らすことが可能です。また、術後のメンテナンスを定期的に行えば、インプラント周囲炎などの病気を予防し、インプラントは20年以上快適に使用できるため、長期的に見ればコスパの高い治療と言えます。
無料相談受付中
インプラント治療を検討している方に向けて、当院では無料相談を受け付けております。歯科医師が一人ひとりの状態に合わせてあなたのご要望に合わせた治療をご提案します。お気軽にご相談ください
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監修
廣田 哲哉
Hirota Tetsuya
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経歴
- 2009年3月
九州歯科大学 歯学部 歯学科 卒業 - 2009年4月~2010年3月
九州歯科大学口腔第二補綴学講座 口腔インプラント科 研修 - 2010年4月~2013年3月
ひぐちファミリー歯科 勤務 - 2014年4月
ひろた哲哉歯科 開業 - 2022年1月
THREE歯科・矯正歯科 開業
- 2009年3月
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所属団体
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本審美歯科協会
- 福岡県歯科医師会
- 福岡市歯科医師会
- 北九州市学研究会若手会
- ClubGP Faculty Member(2021年~)
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